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会社案内

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代表御挨拶

今!ニッポンが、ニッポン企業が、ニッポン人が世界から試されています。

経済のグローバル化が進展し世界経済の相互依存が深まる中、
目覚しい発展を遂げるアジア諸国との経済関係の強化は、日本企業にとって最重要課題のひとつであります。

また世界各地の華商を通じて形成される「華人経済圏」の国際市場における重要度も益々高まり、
その動向は世界的に注目されています。

昨今、世界の経済を牽引する新興国市場である中国・インド市場とそれを取り巻くアジア4地域を
「アジアの4匹の虎」と呼ばれる台湾、香港、シンガポール、韓国は著しい経済発展遂げた国と地域は更に発展し続けています。それに加え、東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国はインドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオスの10か国で構成されています。現在アセアン10ヶ国の中でも、最も高い経済成長率を誇るカンボジアとミャンマーが注目を浴びています。地域協力としてのASEANは,過去数年間において高い経済成長を見せており,今やアジア市場は世界の「成長センター」として世界経済を牽引するに至っています。

然し、こうした状況下において日本企業は台湾企業と人の活用は欠かせず、アジア戦略には台湾の存在は欠かせないビジネスパートナーとしての優位性があります。

確かに、中国経済の発展は過去においては過去においては連続で二桁成長を実現した時期もあり、黄金の成長期を達成しました。これまでの経済成長は、制度改革によって生産性が上昇し、これまでの20数年間、中国は年10%近くの高成長を遂げていますが、日本企業が中国市場に参入するためには様々な問題点があり、市場はおいしく見えるがなかなか食べれない市場でもある。日本からの直接投資をするには、リスクが高く成功率が極めて低く、台湾を足がかりとした成功率が極めて高まっています。日本の大手シンクタンクによると、日本からの中国投資の成功率は50数パーセントに対し、台湾を足がかりとした中国投資の成功率は78%とされたデータが報告されています。

世界一の人口と世界第二位のGDPを持つ中国は、その市場の大きさ・伸びから海外進出先として最も注目され、実際に進出している企業も多いです。しかし、バブルの懸念、内政問題、日本との外交問題など中国事業に影響を与えかねないリスクも多く危惧されます。

一般に高いリターンには高いリスクがあるため、こうした中国における事業リスクを軽減する為に、中国以外の拠点を確保するという考え方を「チャイナ・プラスワン」が欠かせません。中国大陸ビジネスのリスクを分散するだけなら、プラスワンではなくプラスツー、プラススリーと増やせば良いと考えます。しかし、海外事業展開は設備投資や現地従業員や販売網の確保、各国の法制度に合わせた対策など、リスク分散に対してかかるコストが非常に高くなります。

日本企業が海外の進出先を一つ増やせば良いという主張ではなく、「企業規模に応じて無理なくリスク分散を行う為に海外拠点を増やす」という意味で中国ビジネスにおいては、チャイナ・プラスワン、プラスツー、プラススリーという概念の理解が必要であると考え、中国市場以外のアジア諸国への進出を積極的に提案しています。

当社は、「アジア諸国の華人市場での成功の「鍵」は¨台湾にあり!¨」というコンセプトを崩さずに、サポート・プロモーション・コンサルタントを柱とし、台湾に浸透した日系のコンサルタント会社です。

また、日本企業が世界の中で最もパートナーシップを組み安心・安全である台湾を足がかりとして、日本企業と台湾企業との提携・台湾の人材を活用してのアジア市場、そして世界市場へ、こうした戦略を基に日本企業に対しての事業展開を多くの日本企業に提案しています。

当社がこの約36年間で手掛けた日本企業の延べ実績と案件は、2021年3月時点では2,600社を超えました。
この間、苦労した経験から多くの実績を重ねノウハウが培われました。

当社は‘ニッポン企業’と‘ヒト’の台湾進出を支援致します。

 


鹿間 卓 プロフィール

山口県出身。専修大学経済学部経済学科卒。
大学卒業後、商社へ入社しアジア各国に駐在する。(台湾・フィリピン、タイ、マレーシア、香港)
その後20代後半に故郷の山口県に戻り、会社を立ち上げたが力量不足で見事に大失敗して苦境に立たされ、どん底に落ちた。(この失敗の経験が後にのちに生かされた。)

その後、東京の大手米国系コンサルタント会社に入社した後、1986年に脱サラして家族を山口県に置き、「負からの再起を賭けて」単身で僅かな資金を握りしめて1986年に台湾台北市に渡り「SUN AGENT CORPORATION」を設立し起業する。

当時、目指していた中国ビジネスを手掛ける準備拠点として先ずは、日本企業の台湾進出支援を行う。この時代に台湾の日本語経済情報誌「SUN Daily News」・「Weekly News」・「Monthly News」を発行。(当時は、日本語使用の出版物は解禁されておらず、摘発はあったものの台湾の行政院新聞局から日本人として第一号の出版ライセンスが認められこのビジネスは日本人としては世界的でも初のビジネスモデルを立上げて先駆者となった。)出版事業が目的ではなく現地の情報収集をすることで日本企業へのアドバイスを行った。

1991年「REPO CHINA CONSULTANTS CORPORATION」を設立し業務を拡大。主に中国に進出する日本企業の為のコンサルティング会社を上海に設置。当時、日本人として先駆者であった。また、当時日本人で初めて、中国経済情報月刊誌「チャイナーコースト(84頁」を発行。数多くの日本企業に愛読された経済情報誌であったが5年間発行した後、1996年には中国政府の取締りがあり余儀なく廃刊した。

1992年には、ベトナム(ホーチミン)にも進出し同ビジネスを手掛けたが、中国と同様に断念した。
学生時代(20世紀)に目標としていた中国ビジネスではあったが、方向性を台湾拠点としてアジア諸国(華人経済圏)市場参入のコンサルティングビジネスに転換した。2001年から2008年にはマレーシア(KL)にも進出をしたが2008年のリーマンショック時に、マレーシア法人は余儀なく撤退する。
タイ・バンコックにおいては、1997年タイの富永勇三氏(当時、三菱電機タイランド法人代表:現M&A GROUP代表)のお力添えをいただき、サラシン財閥:元副大統領のPol・Gen・パオサラシン氏(*1タイファーマズバンク元会長)を会長に迎え、「*2 M&Aコンサルティング」を設立し株主となり経営に参画した。タイ王国のロイヤルファミリーとの強いパイプを築く。

1995年、日本企業及び世界中の企業が中国進出の第二次ブームの時期ではあったが、自らが投資したことでの苦労や経験から、中国での事業展開は将来的に様々な問題が起こり、その対策が難しいと判断し、日本企業の中国への直接投資に対するコンサルティング提案は断念し、台湾企業と台湾人の活用での中国市場参入戦略を変えたコンサルティングを提案した。台湾と同様に現地の経済、産業動向、市場性の分析(政治は除く)情報収集をすることで日本企業への事業展開のコンサルティング&サポートを行う。

2004年には、「REPO CHINA CONSULTANTS CORP」を現在の「SABC INTERNATIONAL CORPORATION」に社名変更。
海外進出を目指す日本企業に対し「華人経済圏」におけるビジネス展開のコンサルティングを行い、日本各県の産業振興機構からの依頼により「21世紀は華人市場を狙え」とした独自のテーマで講演会も行う。
台湾をプラットホームとしてアジア諸国の中華圏市場における優位性を活用した事業展開のBPOサービス(*3 ビジネス・プロセス・アウトソーシング/ Business Process Outsourcing)37年前に先駆けて手掛け現在に至る。また、2014年5月には自らが培ったビジネスモデルとノウハウの一部の事業を株式会社プロネクサス(プライム/以前の東証一部会社)の強い要望により事業継承/譲渡を果たした。

2014年以降は、日本企業の台湾進出にとななう法人設立のコンサルティング及びサポートや台湾市場参入する為の各種コンサル&サポート業務を行っている。また、「食品(サプリメント含む)及び今後改正される化粧品の台湾輸入販売規制コンサルティングを手掛けている。他のコンサル会社やサポート会社には経験の無い「小売業の市場参入支援」は自ら台湾やアジア諸国での物販(店舗展開)を手掛け小売業の厳しさ経験しその中から得たknow-howを所有した。現地に精通したコンサルティング会社を営んでいる。現在は日本企業と台湾企業との提携、台湾の人材を活用してのアジア華人市場への参入・販路拡大する提案を行い、日本企業が生き残る為に台湾を足掛かりとしたアジア市場参入に活路を見出す支援を行う。

2021年現在、日本企業の台湾及びアジア諸国の華人経済圏への多岐に渡る進出サポートやコンサルタントにおいて、自らが携わった案件は2,600社を超えた。現在もその実績と‘その苦労を重ねた経験を糧にして’きめ細かい他社には真似の出来ないサービスを提供している。台湾に永住権取得し、今年で台湾を拠点として単身赴任30数年目を迎え、現在では日本企業の台湾進出に関する各講演会の講師も務めている。

【認定機関】
・日本貿易振興機構(JETRO)海外コーディネーター(台湾、農林水産・食品分野)(2012年~2018年3月迄)同じく、JETROの台湾プラットフォームコーディネーター台湾担当を行う。
(2018年8月~019年6月迄)*1 タイファーマズバンク:現在「カシコン銀行/Kasikorn Bank PCL」
*2 M&Aコンサルティング:現在「M&A Advisory Co., Ltd」
*3 BPO/ビジネスプロセスアウトソーシング:自社の業務プロセスを外部企業に委託すること。業務の一部を一括して外部に任せることで、委託側は自社のコア業務に専念することができる。専門企業に任せることで業務の効率化、高品質化などが期待できるサービス。